悪魔的飲料

 

心に渇きがあるのはなんで?
とにかく潤したいのはなんで?
良いように削られて
魂すり減らして
干乾びた体に水をやるんです

 

チクチク刺すような痛みがたまらん
その先の犯罪的な爽快感
そいつを想像して
ごくりと唾を飲んで
受け入れる態勢はバッチリ万端


悪魔的飲料がね
全てを洗い流してくれる


無性に飲みたくなるのはなんで?
缶より瓶がおいしいのはなんで?
カラダにいいかどうか
アタマで考えても
カラダはカラカラだってなもんで


あいつに盗られぬよう
こっそり隠しとくのよ
冷蔵庫のなかの
奥の奥の奥の奥
見つけらるはずない
100%独り占めしたい

 

悪魔的飲料がね
足りないもの満たしてくれる


悪魔的飲料はね
あくまでも飲料だけど
全てを洗い流して
足りないもの満たして
遍くものを肯定して
罪という罪を許して
生まれたことを祝福して
そして すべて忘れさせてくれる


vocal,words,music,

all intruments,mix&mastering

by OJIROU

時々こういう、へんちくりんな曲を作りたくなるんだよねー、どういうわけか。

 

絶対にチャートに上がってくるような曲調ではないし、耳触りもあんまり良くない。

 

メロディアスでもないし、たぶん聴いたあと「ん?」ってなると思うの。


でもねー、なんかねー、誰に頼まれたわけでもないけど、ちょっと予定調和から外れたことをしないと気が済まなくて。

 

こういうのを作らないと、自分の作る音楽の一番のリスナーである「自分」から文句を言われそうで。

 

「そんなんばっかでいいのかい?誰からの指図もなく、自分のため本気で自由に音楽やってんのに、世の中にあるような曲をまた作って意味あんのかい?」と。

 

もちろん多くの人に聴いてもらって賛辞をた~くさんいただきたいんだけど、なんだかんだで自分自身がグッとくるところを攻めるのは、なによりも大事なのよね(たとえ賛同を得られなくてもね)。

 

で、それをやった上で、聴いてくれた人が「イイッ!」て言ってくれた場合は、その人はたぶん、わたくし『OJIROU』と波長がとても合うんだと思いますぜ、末長く仲良くしてください!


ということで、あんまり内容のない曲ですが、まあそういうのもありなんじゃないかな、ということで楽しんでもらえれば幸いです。

 

 

曲も歌詞も結構、一気に作れた曲です、いつもこれくらいスムーズだと楽なんだけど。

 

曲はすんごい短いの、三分ないからね。
そこにやりたいことをいっぱい詰め込みました。

 

歌は結構な数重ねてます、分厚くしたくてね。LIVEでは再現不可能ね。

 

アコギを曲通して弾いてて、そこにベースを絡ませて。どちらも自分で弾いたフレーズをサンプリングして鳴らしてます。実質弾いてるのは4小節くらいで、それをループさせてます。(『宅録日和』に収録するにあたって、ベースは録り直しました。)

 

ドラムは「Maschine2」でベーシックなパターンを作って、最後の最後に「BFD3」で生ドラムのフレーズを重ねてます。

 

この曲の決め手はホーンの音かな?なかなか宅録でラッパ系って音がしょぼくなっちゃうんだけど、ようやく臨場感のある音に出会えたんでガッツリ使いました、なかなか気に入ってます!

 

それからギターソロ。初めてギターソロらしいソロを弾いたかも。ギターソロってなんか、いかにもって感じでダサいイメージがあったんだけど、なんかこの曲なら許せるなーっていうので弾きました。
この曲ってイロモノだと思うのね。なんて言うんだろう、「素の自分として見られるのは恥ずかしいけど、かぶり物をしてると恥ずかしくない」みたいな感覚。


ちなみに、今回からエレキギターをアンプにマイク立てて録りました。ラインよりも断然いいね、こっちの方が。前からやっとけばよかった!